Claude Code 入門

作業フォルダ、
どこに置くべき?

Google Drive / iCloud / SSD / デスクトップ / ダウンロードフォルダ。
場所を変えるだけで、Claudeの調子はガラッと変わります。

そもそも、なんで「置き場所」が大事?

Claude Codeはあなたの代わりに、1秒間に何十回もファイルを開いたり閉じたりします。

たとえるなら、めちゃくちゃ速くノートに書き込みまくる人。
このとき置き場所が悪いと――

…という事故が起きます。じゃあ、5つの場所をひとつずつ見ていきましょう。

★☆☆☆☆

1. Google Drive

🍱 たとえ話:クラスの「みんなで書き込むノート」
あなたがページを書いている最中に、別の人(同期くん)が「保存しなきゃ!」とノートを引っ張る。Claudeも同時に書く。誰のページが正解か分からなくなる。

メリット

  • 別のPCからも見られる
  • 自動でバックアップされる(ように見える)

デメリット

  • Claudeが大量にファイルを書く間に同期が追いつかず、コンフリクト(競合)ファイルが大量発生
  • node_modules(部品の倉庫)を全部アップしようとして、ネットも容量もパンク
  • .git(変更履歴の隠しフォルダ)が同期で壊れることがある

こんな人向け:「設定ファイルを1個だけ置く」みたいな軽い使い方ならOK。本気の作業場所には向きません。

★★☆☆☆

2. iCloud Drive

🍎 たとえ話:Apple純正の「いい感じに自動でしまってくれる引き出し」
ただし、しばらく使っていないファイルを勝手にクラウドへ送り出して、手元から消すクセがある。Claudeが「あのファイル開いて」と言ったら、ダウンロードからやり直し。遅い。

メリット

  • Mac同士なら綺麗に同期される
  • iPhone/iPadからも見える

デメリット

  • 「ストレージを最適化」がオンだと、ファイルが手元から消えていてClaudeが詰まる
  • Google Drive同様、大量ファイル書き込みに弱い
  • 「デスクトップと書類」をオンにしている人は、知らずにiCloud上で作業している罠がある

こんな人向け:完成したドキュメントの置き場として。作業中フォルダはダメ。

★★★★★

3. SSD(Mac本体や外付け)の普通のフォルダ

🗄️ たとえ話:自分の机の引き出し。誰も邪魔しない。開け閉めも一瞬。

メリット

  • とにかく速い(Claudeのストレスがゼロ)
  • 同期コンフリクトが起きない
  • git・npm・Dockerぜんぶ問題なく動く
  • 「ファイルが見当たらない」事故が起きない

デメリット

  • バックアップは自分でやる必要(Time Machineやgit pushで対応)
  • 外付けSSDの場合、ケーブルが抜けると一瞬で作業中断

こんな人向け:ほぼ全員。これが基本のおすすめ。
ホームフォルダ直下に ~/projects/~/code/ を作るのがベスト。

★★☆☆☆

4. デスクトップ

🖥️ たとえ話:机の天板の上。すぐ見えるけど、すぐ散らかる。
さらにMacの場合、設定によっては「机の上=iCloud」になっている人がいる(罠その2)。

メリット

  • アイコンですぐ見える
  • 短期のお試しにはアリ

デメリット

  • iCloud同期がオンだと、上のiCloudの問題が全部ふりかかる
  • フォルダが増えると壁紙が見えなくなる
  • 整理せずに置き続けると、後で何が何だか分からなくなる

確認方法:システム設定 → Apple ID → iCloud → 「デスクトップと書類フォルダ」がオンならiCloud扱い。

★☆☆☆☆

5. ダウンロードフォルダ

📦 たとえ話:玄関の段ボール置き場。届いた荷物を一旦置く場所。
そこに長期保管するのは、引っ越しの段ボールに何年も住むようなもの。

メリット

  • 「ちょっと試す」用の一時置きにはOK

デメリット

  • ブラウザがダウンロードしたファイルが混ざってカオスに
  • 「30日経ったファイルを自動削除」設定の人は、Claudeが作ったコードごと消える
  • セキュリティソフトのスキャン優先場所なので書き込みが遅いことも

こんな人向け:本当に5分で捨てるお試しだけ。継続的な作業には絶対NG。

ひと目でわかる比較表

場所 速さ 同期事故 バックアップ おすすめ度
Google Drive多い
iCloud Drive多い★★
SSD直下なし自分で★★★★★
デスクトップiCloud設定次第iCloud設定次第★★
ダウンロードなし×

結論:迷ったらこれ

  1. 作業場所は~/projects/ を作って、その中で作業する
  2. バックアップは → GitHub(git push)か Time Machine
  3. クラウドは → 完成品の置き場として。作業中は触らせない

💡 外付けSSDは「速くて、Macの容量を食わない」ので、/Volumes/SSD_xxx/projects/ のような構成は実はかなり理にかなっています。
ただしケーブル抜けには注意!